カンボジアについて

カンボジアにおける一般情報

東南アジアの活気が凝縮したような街、カンボジア王国の首都プノンペン。
平均年齢20代前半、GDP経済成長率7%、定期預金を預ければドル建てで6%弱の利息、街並みは若者の熱気で溢れ、建築ラッシュにより日ごと移り変わり、渋滞する道路ではレクサスといった高級車を当たり前のように見かける。まさに人も経済もモノも、煮えたぎるように活動を続けている。
さらには世界遺産アンコールワットを有するシュムリアップは世界有数の観光都市となっている。世界から年間6百万人、日本からも20万人の観光客が訪れている。
ビジネスも観光も成長著しいカンボジアは、日本人の昔から持つイメージ「貧困」や「地雷・内戦」は過去の話で、今は全く異なる国に変貌しつつある。カンボジアでのビジネスは、そんな活気とともに成長できる期待感で溢れている。

一方で、プノンペンからわずか10km郊外に移動するだけで見渡す限りの田園地帯など、メコン川流域の豊かな土壌を活かした農業立国としての一面も持っている。主要作物はコメ、キャッサバ、トウモロコシ、カシューナッツや果物であるが、農業立国の割に輸出額は高くなくカンボジアの作物なのに隣国産になって世界に輸出されており、これは物流や加工能力が脆弱であることがその理由でもある。また天然資源を生かした土着の伝統医療krukhmerも未だに根付いており、昔ながらの原風景をたくさん残している国でもある。

このように近代と現代が融合した不思議な国"Cambodia of wonder" がいまのカンボジアといえる。

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KJPが見るカンボジアについて

そんなカンボジアにおいて、KJPは“国を支える「人」とともに歩み、共に成長する”ことを理想としている。ではカンボジアの発展を支える「人」の魅力とは何なのか。一概には言えないが代表が感じる魅力は「人間っぽい」ことに尽きる気がする。欲求に素直で、長いモノには巻かれるし、場当たり的なことも多いが、根本は真面目で人情や真心が言葉でなくても伝わることが多い。人間としての安心感というような。もちろん日本人とは異なりルーズさは暑い国特有のものがあるが、良い面も悪い面も全部合わせて魅力と感じてもらえるならば、それはカンボジアで共に成長できる方だと思っている。
KJPではこれまでに多くの日本企業の現地視察や市場調査のサポートをしてきたが、やはり「人」を見て共に歩む気概がないとカンボジアで長くビジネスを続けるのは厳しいと感じている。確かに経済的なこと、端的にお金は大切ではあるが、現在のプノンペンでは不動産価格が高騰し、カンボジアの若者でも不動産業界は人気の職業でもある現状で、こういった表面的な経済だけを追い求めていった先に何が起こるかは日本を含めた先進国の事例が語っている。
もしKJPに仕事を依頼しようと思ってくださるならば、我々としても目先だけでなく長期的に根を張ってやろうぜと思ってもらえる魅力も伝えていくことを心掛けている。

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KJPが目指すカンボジアでの理想像

カンボジア担当の伊佐は、代表の中嶋が感じるにコテコテのカンボジア人である。そんなコテコテの伊佐は、日本で学んだ経験と知識を少しでも祖国に還元したいと、プノンペンで技能実習生の送り出し機関を経営している。田舎から単身で学ぶ若者が多いが、一人一人の両親に会い、その将来を託され、日本に送り出している。その光景を間近で見ると安心感と頼もしさすら感じる。そんな若者たちが日本で働きながら、同窓会のように日本全国から集うイベントが年に1度開催されている。伊佐と中嶋が関わるカンボジアフェスティバルである。彼らが毎年楽しそうにクメール語で話し、来日するカンボジア芸能人が歌う曲に合わせて踊る姿を見ると、見ている側もとても嬉しくなる。開催準備の苦労がその笑顔ですべて幸せなものに変わっていく瞬間でもある。
フェスティバルは日本人と在日カンボジア大使館の皆さんや在日カンボジア人の皆さんとが力を合わせて準備するわけだが、ベースとなる価値観や仕事観が違うわけで、もちろん数年繰り返していると立場によって何を求めているのかがわかることも多いが、準備はとてもとても大変である。それでも一緒に力を合わせて、10万人も呼んでしまうイベントを作り上げて継続出来ているのだから、身内ながら褒めたくなる。
KJPが目指す理想像は、このカンボジアフェスティバルである。カンボジア人と日本人がともに手をとって発展させていく様子を間近に経験しているからこそ伝えられるものがある。この背景と経験値こそがKJPの原動力であり、カンボジアとともに歩み発展したいという想いに繋がっている。

カンボジアという国でビジネスにチャレンジすることに興味があれば、KJPはそんなカンボジアの魅力を間近で伝えていけたらと考えている。

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